夜も更け
2人並んでベッドに横たわる

彼の腕枕
嬉しいけれど
彼の腕が
痺れやしないかと気になり
なかなか寝付けなかった

頭をそっと浮かせながら
寝返りを打とうとしたら
ふいに彼から抱きしめられた

強い力で引き寄せられながら
そのまま彼に身体をあずけた

あぁ、、、
今夜は
ちゃんと濡れてくれるだろうか

あれから
そればかり考えていたのだが

彼からの
優しい愛撫のせいなのか
私の心配も杞憂に変わった

ふたりで
時間をかけながら
ゆっくりと絶頂を迎え

私も彼も
シャワーを浴びると
そのまま倒れるように眠り込んだ


もう何度目のふたりの夜だろうか


目を覚ますのが
いつだって
辛くて切なくて仕方がない